長襦袢

  • 2012.10.31 Wednesday
  • 12:31
こんにちは。
私は大原学園に通っている一年生です。

今、私達は自分の襦袢を縫っています。
襦袢の生地には、化繊と絹があります。この間、化繊の襦袢が完成し、今は絹の襦袢を縫っています。

ですが、化繊と違って絹は地直しといって、生地を整えることをしなければいけないんですが、とても難しく、なかなか進みません。
でも、何回も先生が説明してくださったり、友達と相談したりして、なんとか形になっていくのを見て、嬉しいなと思っています。

そして、一年生は国家検定に向けて頑張っています。
国家検定の課題は筆記試験と長襦袢を仕立て上げることです。
今は、袖を目標の時間内に仕立て上がる、ように練習しています。袖以外にも、することはたくさんありますが、一個一個クリアして、皆で合格したいなと思っています。


M.Y.

私たちの襦袢。

  • 2012.10.24 Wednesday
  • 17:47
 みなさんこんにちは。私たち大原学園の一年生は今”襦袢”を作っています。

”襦袢”とはきものの下に着る下着のことです。
古くは襯衣(しんい)と言い肌着のことです。
語源はポルトガル語のgibâo(肌着、垢取り)と言われています。

浴衣とは違い、より正確さが求められるのですが、
生地がツルツルフニャニャしているのでヘラ付けやマチ針を打つのが大変です。

しかし、襦袢の種類は本当に色々あるので頑張ってマスターします!!

みなさんも応援して下さいね。

身揚げについて

  • 2012.10.17 Wednesday
  • 18:16
 今一年生は子供物の着物や長襦袢の勉強をしています。

子供の成長は早いので、着物を少しでも長く着用できるように大きいものを、年齢や成長によって、裄には肩揚げ、身丈には腰揚げ、袖には袖揚げをして身体に合わせることを身揚げといいます。

子供物には大まかにいうと一ツ身と四ツ身があります。

一ツ身は反物の幅が後幅となるので、背縫いがありません。昔は背縫いのない着物は魔がさすとされ、魔除けとして衿付下の背縫い部分に背守りを縫いつける風習がありました。色糸を縫いっぱなしにしておくものや、刺繍のような飾り縫いや押し絵の背守りなど時代や地方でさまざまなものがあるのだそうです。

四ツ身は3歳から9歳位までの子供が着られる仕立て方で、身丈の4倍の布地で身頃を裁つことからついた名です。十三参りは四ツ身を卒業して、初めて大人の本裁ちの着物を着る儀式らしいです。

なので、初着が一ツ身の場合3歳から5歳位まで着られるけれど、7歳には着られないので新調しなければならないという訳です。四ツ身の場合は7歳まで着られます。でも揚げでもこもこしそうです。

とても小さい子供物の着物を普段着物なんて着慣れていない子供が着て、歩き辛そうにして神社に行くのかと思うと微笑ましく思います。
自分は七五三の時の着物がとても気に入っていたので、これから七五三を迎える子供達もその時の着物がきっかけとなって着物や日本文化に興味を持ってくれたらいいなと思いました。

一年 K.O

再び晴れ着に!

  • 2012.10.02 Tuesday
  • 00:45
着物の世界は、何かと季節が先取りでやってきます。
私たち学生の学びも同じで、今は11月の七五三を前に、お宮参りの時の産着を七五三で着る着物に直す仕立て方の勉強をしています。


子供着物の勉強を通して、私は二つの気持ちを感じています。

一つは、私の目指している和裁士は一度身に付けて思い出のある着物をお預かりするという緊張感ある仕事だということ。
もう一つは、和裁士が仕立て直したことで、もう一度晴れ着として袖を通してもらえるという喜びある仕事だということ。

今まで勉強してきた浴衣や羽織など反物から裁断して作るものとは違いますが、
寸法を直して着られるのは着物の良さ、大切な文化として学んでいきます。
1年 K.T

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